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今月は頭に東京に行き、ケツに岐阜に行ってきた。それなりに楽しめたけど、やっぱり1日2日が他人と寝食を共にするにはギリギリのラインだなという気づきがあった。
一人暮らししてから早いものでもう10年近くになるけど、それだけ長い間人の目に触れず一人で寝て食べてを繰り返すと、僕みたいな自制の効かない人間はすぐに堕ちるとこまで堕ちてしまう。隣に人がいたら屁も気軽にできないし、常に穴の開いていない靴下を履いていなければならないし、卓上のゴミもまめに整理せねばならない。さすがに僕もいつもいつもそうしたことを平気でしているわけではないが、義務感が加わるとやはり途端に億劫になってしまうもので、そんなだったらまだ一人でもいいかなあと思うのです。とはいえそんなこと言っていたらいつの間にか取り返しのつかないことに(既になっているのやもしれんが)なんてことになりがちではあるので、いいバランスを保ちつつ少しずつ慣らしていきたいとは思います。
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さて、そんな活動の一環、というわけではないですが、マッチングアプリを始めました。
SNSに転がっているこの手のものに関する情報は、基本眉唾、なんなら本当のことなんて一つもないんじゃないかくらいには思いますが、それでも一番よさそうなものを選んで入会しました。今のところいいねは間違ってつけたんじゃないかと思われる3件しか来ておらず、低スペック男にとってはこれはかなりいばらの道だなということに薄々気づき始めている段階です。まあなんだかんだ女の人のプロフィール眺めているだけで結構楽しくて、しばらくは文句言いつつも遊んでるのかなとは思います。
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マッチングアプリ、一つ重大な欠陥だと思うことがあるのですが、足跡というシステムがありますね。
希望の条件を設定して検索をかけるといろんな女の顔がズラーっと出てきて、その中から気になる顔をタップするとこいつ今あんたの顔に欲情しおったぞという感じで相手に通知が行くというシステムですが、顔がいい女は顔がいい女でそれなりに足跡がつくと思うんです。それは多分当たり前。
ただ、次に多く足跡がつくのって次に顔がいい女ではなくて見るからにヤバい女だと思うんですよね。だってほら、動物園でもパンダの次に人気があるのは爬虫類エリアだったりするじゃないですか。やっぱり怖いもの見たさというか、そういう感情が人間にはあって、そういうのってこういう場では誰も得しないよな~と思います。本来足跡がつくはずだった層はその機会を奪われていて、ヤバい女は足跡はつくけど誰ともマッチングしないので。
と、好き勝手言っておりますが、当然ながらこれは逆も然りであって、自分も結構足跡はついてるように思うんですよね。なんですかねこれ、泣いていいですか。
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やったことリスト
- 職場の喫煙所がエアコンの付かない部屋に移動になる。毎日凍えながら煙草を吸う
- 体調を悪くして露骨に調子悪いフリして仕事をしたが誰にも声をかけられなかった
- 辛いカップラーメンにハマりケツを痛めた
- 病院に行った。結局風邪だった
- 東京。秋葉原を一通り回りつくすつもりがなぜかフォロワーとビリヤードしていた
- 東京。上野のネカフェでシュタインズ・ゲート・ゼロを全話見てボロボロ泣く
- 東京。神田で友人と会う。辛そうだった
- 石川優実をブロックする
- 職場でおれの悪口が聞こえる。夜道に気を付けろと心の中で叫ぶ
- FGOにめちゃくちゃ課金した結果、玉藻ちゃん来ずで終わる
- 漫画熱再燃。はねバド全巻衝動買いする
- 岐阜にスノボに行く。貧乏宿に泊まると風呂の洗い場の蛇口からお湯が出なかった
- 岐阜。マッチングアプリ登録する
- 岐阜。帰り道久しぶりに運転する。なんとか無事に帰ってこれた
- 岐阜→滋賀。帰りに大津のサービスエリアで食べたカキフライ乗ったカレーがおいしかった
- 土曜出勤(1回)
- ヘビロテ
- smoke chiba chiba / MU-TON × 紅桜
www.youtube.com - Easy Breezy / chelmico
www.youtube.com - bud guy / Billie Eilish
www.youtube.com
- smoke chiba chiba / MU-TON × 紅桜
- ニコニコ動画
www.nicovideo.jp- ちょっとやりたい
映画
漫画
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やりたいことリスト
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そろそろ書こうかな…とは思うものの、びっくりするくらい何もない日々なので特に何も書けることがない。
今月は思い返せば、普段よりは色々なところに赴いた月だったのかなとは思うけど、何かせねばという義務感に追われ、取り立ててしなくてもいい活動に精を出した月でもあったと思います。そしてそうした記憶はあまり心に残らないことの方が多いわけで…
前にも書いたけど今年で28になる。28と言えば、若者特有の無鉄砲さとか成熟してない感とかも徐々に抜けてきて、仕事にも脂が乗り始める時期だと聞き及んでいますが、自身にそうした特徴が宿る気配は全くなく…かといって、「日々自身の至らなさを身に染みて痛感するばかりであります…」などと殊勝なことを思うメンタルもないので、28にもなって平日起きたら10時だったり、上司に嫌味純度100%のメールを送ったりというようないわゆる学生気分ムーブを相変わらず継続しておりました。
そんなわけで、早く大人になりたいな、と思って色々活動をしておったんですが、身になったことが本当に何もなく、虚無とはこういうことを言うんだな、と理解した気になったり。何もしなかった結果何もなかった、は当たり前だけど、何かした結果、何も生まれなったら、それが虚無というミームの真に意味するところなんじゃないですか、知らんけど。
しょっぱなからわちゃわちゃしたけど、結果大ブレーキから始まった2020年です。なるべく安らかな年であってくれ。
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やったことリスト
- 会社を半ばクビの形で辞めていった先輩と会った
- 学生時代のバイト先の人たちと遊んだ
- 休日にわざわざ勉強をしに上司連れて会社に行った
- お仕事の勉強用にバカ高い教材を買った
- 初めて一人で焼き肉を食べた
- 大遅刻をかました
- 資格試験申し込み
- FGOイベント
- 土曜出勤(2回)
- 会社飲み会(2回)
- いったことないラーメン屋に行った
- ヘビロテ
- melt bitter / さとうもか
- Gucci I Want / NormcoreBoyz
music.apple.com
- higashiyashiki / 君が永遠でとても嬉しかった
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やりたいことリスト
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今年は頑張って日記をつける。アウトプットを大切にとどの本にも書いてあるので。 (アウトプットって多分日記のことじゃないと思うけど文盲なので分かりません。)
今年で28になります。信じられませんが、10代のころから日記をつけようつけようと思いつつ、継続できないまま10年が経ってしまった。 もう今更習慣なぞつかんやろ…とは思いつつも、一抹の希望に縋り、したためていきたいと思う所存です。よければね、コメントなんかをね、いただきたいですね。励みになるので。
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とは言いつつも、普段日記を書けるほど周囲に気を配って生きていないので、今日という1日にも「なんか天気悪かったしやたら寒かった。」ぐらいの印象しかないんスよね。じゃあどうやってなんか書いてやった気になるかっていったらそりゃおれたちの大の味方ツイッター様に頼る他ないのです。我々インターネット老人会に片足突っ込んだ無能寄りの人間なんて記憶すぐすっ飛ぶしな。ツイッター様様よ。
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人生の恥を晒し続けて6年!?#MyTwitterAnniversary pic.twitter.com/eMxQBRr7Zy
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2020年1月8日
今日がちょうどこのアカウントで6年だそうで。 6年前っつったら留年もとっくに決まってる大学4回生で、このままじゃ卒業できねえと渋々毎日誰も知り合いのいないキャンパスに通っては、その傍らで就活なんかもしたりしてで、割と忙しかったはず。あんまり記憶にない。 今日会ったこともうろ覚えなのに6年前のことが思い出せるはずがない。
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父親が年々キレやすくなっていて本当に厳しい。会社以上に顔色伺いつつ行動してる
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年12月30日
最近はきちんと年2回帰省をするようにしている。偉いので。
まあ交通費のみで軽く旅行気分を味わえると思ったらまあお得かな~とか思ってね。僕くらいの忘れっぽさがあるともはや実家とかめちゃくちゃ新鮮だから。地元には多少遊んでくれる友達もいるしな。いつまで遊んでくれるか分からんし度々帰っておこうと思てるよ。
で、唯一の帰りたくない要因が上のツイートの人間なわけだが、んまあ~喋るの気を遣う。何が沸点になるかマジでわからん。 去年あたりからもう他人に接するくらいの気持ちで喋ってる。
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通話しませんかって何?通話は手段では?って感覚が抜けなかったがゆえの暗黒の青春時代だったんだろうな
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年12月25日
通話しよう、なんてコミニュケーションの取り方がSNSで散見されるようになって久しいですが、まあ携帯電話普及前から家電でも意中の男子と長話しちゃう女の子とかいたわけでね。僕は少女漫画に詳しいから知ってるんだ。
そういう文化に一切親しみを持てなかった、フィクションの話だという認識で生きてきた人間からすれば、そりゃ上記のような認識にもなりましょうよ、ってな話ですわね。そもそも理由なく電話したところでうまく転がるのは雑談スキルによるところが大きいのだから、僕が親しみを持てるわけがないんですよね。
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お酒飲みながら書いてたらなんだか疲れちゃった。徐々に長い文章の書き方思い出していきたい。
これでもおれは作文で賞をとったことがあるし、小論文で国立大学後期試験合格した実績があるんだ。舐めるな。
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abemaのニュース番組のフェミニズムvsオタク論争を見た。 ツイッターで書くのヤなのでここで感想を書く。
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いつもの、何度も繰り返されてきたツイッター上での議論でも実際の議論を見ると印象も変わるものだ。
きっと出演者はある程度反射的にその場で考えた応答をしているように見えるので、 ツイッターでよく見る持って回った言い回しとか、透けて見える悪意とか、そういうものがないのが良かった。
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宇崎ちゃん問題、「どこからが過度に性的な表現の範疇なのか?」という100万回見た指摘に対して、 福島みずほがわざと核心に触れずに話をそらし続けるムーヴがさすがに政治家だな~と思った。
確かに触れられたら痛い部分だけど、コメント欄ではそこで大きく株を落としてそこから結局上がらなかった印象。 最後の方は割といいこと言ってたと思うよ。最後の方の「辛かったら、誰でも声を上げていいじゃない」ってくだりとか。
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青識はよくあのアイコンでツイッターできるなと思ってしまった。メンタル鋼か?
表現の自由戦士らしく終始法的規制は拒否するという主張をしていた。誰も法で縛るべきかどうかという話はしていなかったけど…
言いたいことは一通り言えてそうだったので満足なのでは。石川さんにもチクッとできたし。
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全体的に議論が割れたのは最初の宇崎ちゃん問題くらいで、それだって福島みずほvs他全員という様相だったので、 基本的に一般的で現代に近い感性を持つ人にとってはそれほど盛り上がる話題でもなく、 番組中でも話に出たけどツイッター上の一部のヤバい連中によるヤバい運動がちょうど今巷で言われるフェミニズムというやつなんだな~と感じた。
とはいえ、ツイッターではもう少し踏み込んだやり合いをしてたりもするので一概にそうとは言えんかもだけど。 千田某なんかはツイッターで過激な発言をリツイートしてたりするので腹に一物持ってそうだし。
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お久しぶりです。
おセンチな気持ちになってしまったから、というわけではないけど、あまり放置するのももったいないので更新。ここ2か月間くらいを薄ーく振り返ります。
ツイッターで話題のトピックには触れずにはいられない病気なのでその辺中心に。あんまりブレるのもあれなので趣味の話とか生活とかはまた次回。
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上司からの「新元号ではこのフォーマットを使用ください」のメールで新元号知りました
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年4月1日
特に最近はその字面がどうとかも触れられることなく普通に受け入れられてるイメージだけど、そういえば当初は本当にまともな元号案が出てくるのかという不安もちらほら聞こえてきてた。発表されると意外と好評という、最近の諸々のお国の声明の中では珍しいパターンだった。
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勝海麻衣みたいな顔大好きなんだけどやっぱり勝海麻衣みたいな顔の女全部嘘なんかなあ嫌だなあ
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年4月2日
これなんだっけなあと思ったけど、あれだな。銭湯絵師のパクリ問題。
パクリ側の顔が異常に好みだったけど好みの顔の人間が嘘じゃなかったことがあまり記憶にないというお話。
今調べたら本人パクったのは認めているみたいなので、これ以上の事態が転がることはなさそう。
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例の撮り鉄動画見て満面の笑みを浮かべている今日一歩も外に出なかったおじさん
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年4月7日
これ本当によくないんだけどすごい笑顔になった記憶がある。なんていうか、鬼女板のスカっとする話的な気持ちよさがあった。
なんだっけ、撮り鉄が撮ろうとしてる電車の前をちょうど車があからさまに邪魔するようにゆっくり走ってて、それに対して撮り鉄連中が「速く行け!」「どけ!」あげくには「死ね!」って言ってるやつ。その車が結局故意に邪魔するように走ってたのかどうかは情報錯綜してて分からなかったけど、多分わざとっぽかったきがする。
撮り鉄のマナーの問題は結構前からたびたび話題になるけど、スポーツでもネットゲームでも一部マナーの悪い層はいるので撮り鉄だからどうこうという話でもない。まあでもたびたび話題になるだけの文化の未成熟感はあるんだろうな。
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Microsoftのことボコボコ貶してるエンジニアは週休何日ですか?
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年4月22日
Microsoftが週休3日制導入を受けて。Tech系企業は結構前からフレックスなりリモートワークなりで決まった時間に出社しなくていい仕組み自体は出来てる印象あるからそんなに刺さるところもない比較的安全なツイートだと思います。
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10連休かなーり怪しくなってきた。おれは上級国民じゃなかった
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年4月23日
GW前になんか偉い人が交通事故起こした件。上級国民て。
結局これどうなったのか知らんのだけどそもそも過去同様の事件とこの事件で加害者の処遇に差があんの?なーんかツイッターざわついてるけど本当にそういう陰謀じみた裏側があるの?ちゃんと裏取ってから言ってるんだろうなと言いたくなる物言いがこの事件あたりからやたらと目につくようになった印象ありますね。
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梅田で飛び降りってどこからできるんですか
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年5月4日
梅田の飛び降りの件。毎度思うけどカメラ構えてる人はどういうつもりなんだ?まあその人たちの内の一人の動画を見て思ったことなので何も言う資格はないですが…
基本自殺は肯定していきたいと思うので事件自体については特に言うことはない。
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なんていうかさ、向こうが謝りに来ないからって理由で正当化するのもいいけど本心は「滑り止めの会社にそんな無駄な時間割けるか」じゃん。そういうとこが新卒でもないのに就活を語る人たちのヤバいとこだと思うんだよね
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年5月16日
新卒、内定断るならちゃんと対面で断りを入れなさい。というジャペンを感じる記事がブチ叩かれてた件について。
社会側のこういう上から目線はいつも通りだし今後だんだん減っていくと思うのでとりわけ言うことはないけど、このツイートで言ってるのはきっとそういうのに目ざとく噛みついて当事者でもないのにブチ切れてる方々の取り繕った論法のことよね。文章意味わからんしあんまり覚えてないけど・
こっちに正当性がある!100%会社が悪い!で、自分たちの利己的な部分は隠そうとしてるとこがなーんかね。お前らも誠実とは言えないんじゃないの、みたいなことを思ったんだと思います。ただ単に逆張りしたかっただけかもしれません。すみません。
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しかし年金その他でデカい何かの脇の甘さが丸見えになるのは気持ちいいな〜おれ絶対無職になったら毎日ワイドショー見るよ
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年5月23日
今年の頭から言っている、行政も企業も全部雰囲気で動いているのでおれも雰囲気で仕事をしてもかまわんやんなあ?という主張がどんどん説得力を増していってほしいとの願望から、こうした事態があらわになると気持ちよくなってしまう性癖になってしまった。
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年金もキモチップもヴィーガンも安全ピンも全部ちゃんとしている人の社交のネタなのでおれに口を出す権利はない
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年5月24日
確かにな。もっともだ。
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例の白ハゲすげー耳が痛くて、なぜならおれは四年目にもなってまだ会社がなんも教えてくれないから何もできないもうおしまいと思っているから…
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年5月28日
このときツイッターがすごく怖かったんだよな…いやいや君ら新社会人擁護側だったじゃん、突然どうした、みたいな。おれがバカだから今までのやつと今回のやつとの差をあんまり理解できてないだけなのか…?
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1人暮らし 時給1639円必要|NHK 京都府のニュース https://t.co/NYHi0lek9J 届いてないのワロタですわね
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年6月1日
普通の能力がないんだから普通と同じ生活ができると思ったら大間違いだ
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ドラクエ10の件、これ以上に本物はさすがにいないのでは
— やってられっか代 (@apri_the_slave) 2019年6月2日
本物っていうのは、なんだろう、こういう事件の被害者像のテンプレートにカチッとはまるという意味で使ってて、だから本物になればなるほど、その人固有の特徴が抜け落ちていくのである意味偽物感が強くなっていくという矛盾があるなーと今思った。
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だるくなったので最後の方適当だけどいいや。おしまい
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福満しげゆきが言っていた、そういう感じ出すのやめてもらえます?みたいな言い方って「出してない」って言われて終わりだみたいなやつ、そんなことある?って思いながら読んでたけどめっちゃ今の気持ちとシンクロしてるな
— やってられっか代 (@apri_the_slave) March 25, 2019
これについて、今読み返すとコイツ何が言いたいのか全く分からんから覚えている内に補足しておこう。
我々陰の者は折に着けて強者の発する自然な言葉群に自分勝手な理屈をつけて無理やり悪意を見出してしまうところが少なからずあるが、これがいわゆる「そういう感じ」のこと。もちろん相手は何の含みもなく言ってること(だよな?)だが、一度この「そういう感じ」を見出してしまったが最後、もう後には戻れない。コイツはこの言葉を悪意をもって発している「可能性がある」という思いに囚われ、二度とその人間を心から信用することができなくなる。そうした特性を持ってしまったがゆえに、これまで幾度となく人間関係をリセットしてきた同胞もインターネット上で数多く観測できる。
これを回避するために対話という手段をもって事態の解決を望んだ同胞もいたことと思うが、真摯な対話はお互いの真摯な態度によってしか生まれない。「そういう感じ」を見えるよう提示する手法をこちらが非難したところで、「は?出してないけど?」と言われればそこで諸々が終わる。そうでなくとも、仮に相手がこちらの意を汲んでくれたとしても、終わるものもある。これまで曲がりになりにも愛想よく振舞ってきたことによる自身の人格への信頼はその代表たるところである。腫れ物扱いならまだ良い方で、醜聞等の被害が連鎖的に広がっていく可能性も十分危惧するに値する事態であろうと思われる。それに対して我々が得られるものはあまりに少ない。舐められない代わりの腫れ物扱いを許容できる人間ならば、こうなってはいない。そうしたリスクを背負ってまでこの手段はとることは我々にとって少なくとも賢明ではない。
であればどうするか。口をつぐむしかない。ただただ閉口し、諸々をやり過ごすほかない。時には、どれだけあからさまに「そういう感じ」が見えていようが、むしろ「そういう感じ」に乗っかったうえで、顔にはひきつった笑みすら浮かべて、プライドや自尊心をかなぐり捨てて、「そういう感じ」を感じなかったかのようにふるまうほかない。そういう星のもとに生まれてきてしまったか、あるいはこれまでの怠惰な人生のツケが回ってきたのか、なんであれこの手段が世界で最も多くの同胞に消極的にであれ支持され、採用されてきた手段であることは想像に難くない。我々陰の者は、最低限の社会性をもって生まれ、育ってきてしまった。それゆえに、こうした波風を立てない手段を取りうる。それが幸か不幸かと言えば、無論幸であるのだ。他に何も持っていなくとも、プライドや自尊心をお賃金に変えることができるのだから。そうに決まっているんだ…
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興が乗り、弱者気どりのド痛いおじさんによる吐瀉物が生み出されてしまったけどなんかもったいないから置いとくね。
我々って誰だよ